新年あけましておめでとうございます
当NPO法人では令和7年度事業として主にロボット工作教室関連事業を中心に、小学4年生から成人までの受講者を対象に、各種ロボット製作やプログラムの学習体験講座を開催いたしました。ロボット工作の入門コースである「ロボット工作教室」の昨年12月までの受講者は小学生1名と成人の方2名の合計3名でした。またロボット工作講座を継続して受講されてきた「ロボット工作研究グループ」受講者の方は5名に至り、両方を合わせると8名の方が主に土曜日に講座を開催し、参加していただきました。
初心者向けの「ロボット工作教室」は7月より始めて12月まで17回開催を致しました。講座内容はArduinoUNOマイコンを使ったサーボモーター仕様の3輪型多機能ロボットです。講座の最後のアドバンスⅤではアドバンスⅠ~Ⅳの今まで学んだ各コース別機能をリモコンでプログラムを切り替える事により、簡単にロボットの動作機能を切り替えることが出来る便利な統合プログラムを開発して受講者の方たちに配布致しました。令和7年度の「ロボット工作教室」講座を終えた方は、引き続き昨年12月より「ロボット工作研究グループ」講座に参加をしていただき、先輩たちと一緒に現在7名の方が新しい課題に挑戦をしていただいております。
市の中央公民館から委託を受けた①「デジタルワークショップ講座」でPCを使わないでミニ3輪ロボットを動かすプログラム学習体験講座」を8月に開催して、午前と午後の2回で受講者15名と保護者の方も参加されました。更に9月には②「こども科学ワークショップ講座」を小学生3年生から6年生までを対象に実施をしました。講座内容は①ジャイロ効果でCDを立てる ②息でLEDをオン・オフする電子工作 ③LEDの光で音を飛ばしてみよう の3種類の講座を開催しましたが、各講座とも定員25名を少しオーバーするほどの人気がありました。
市内の①西部小学校では11月1日のPTAが主催するバザー会場に於いて「地域学校協同本部」が今まで「わくわくクラブ」として8月の夏休み期間中に開催をしていたプログラム学習講座に代わって、今回は当NPO法人がロボット工作教室などで製作指導をしている各種ロボットの展示とデモンストレーションを実施致しました。
②市内の北部小学校では12月に小学5年生の2クラス全員を対象としたプログラム学習講座を実施しました。今回は生徒たちが授業で利用しているChromebookPCと当NPO法人が貸し出し対応した各種センサーやLED、サーボモーター等とAkaDakoキットを使用して、普段は授業の中でScratchソフトを使った経験はあるが、実際に各種センサーや関連する電子部品とAkaDakoマイコンとをPCと接続して、生徒たちが作成したプログラムを実際に動かしてみる体験は、初めてのことでもありStretch3プログラムでLEDを指定した色に変えたり、光の3原色の体験でプログラムを作成して色々な色を表示させる体験や、サーボモーターを動かす体験が出来たことは生徒たちにとっても良い刺激であり、プログラム学習に対する興味を深めてもらえた事により、我々も学校の授業でプログラム学習のお手伝いが出来たことを喜びに感じています。また、休憩時間の合間には、当NPO法人で教えているロボット工作教室のミニ3輪ロボットやJoystickリモコンで3輪ロボットを動かすデモンストレーションも行い生徒の皆さんには大変興味を持ってもらえました。
昨年の10月4日の自民党総裁選挙で高市早苗氏が初めて女性総裁に就任され、その後自民党単独では議会の衆議院及び参議院で議席の半数を確保できないため、日本維新の会と連立を組みかろうじて半数以上を確保しました。そして11月21日に内閣総理大臣指名選挙が行われ、わが国で初めて女性が第104代総理大臣に就任されました。10月24日の高市早苗総理が所信表明演説で「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」と表明し、「政治の安定」なくして、力強い経済政策も、力強い外交・安全保障政策も、推進していくことはできない。この思いを胸に、「日本再起」を目指す広範な政策合意の下、自由民主党、日本維新の会による連立政権を樹立したと表明された。その後新しい閣僚人事の中では新たに財務大臣に片山さつき氏、経済安全保障大臣に小野田紀美氏の2名の女性閣僚と、外交面ではタフネゴシエイターと異名をとる茂木敏充外務大臣を配し、更には防衛大臣に小泉新次郎氏を任命するなど強力な高市内閣の人事体制を発足させた。
その後11月7日の衆議院予算委員会で立憲民主党の岡田議員から台湾有事の「存立危機事態」についての質疑に対して従来より少し踏み込んだ首相答弁があっため、その後中国側から強い抗議の声が上がり、急速に中日関係が冷え込む事態となっている。しかし日本国民の多くが高市首相を支持する声が多く、現政権への支持率が高い。首相就任以来短期間の内に高市首相が政権を運営していく中で、次々と改革を進めていくスピード感と実行力が、今まで政治に関心が低くかった若者たちの支持率が高く、また現役世代の30代から50代の国民からも高く支持をされている。 2025年から続く厳しい国際情勢の中でわが国が世界平和のために貢献できるように高市内閣の今後の活躍を一層期待したいと思います。
最後に、当NPO法人も平成15年6月の設立以来23年目となりましたが、令和8年度の事業については基本的には、従来の事業の継続と共に、事業拡大よりは受講される方にとって満足していただける様に、講座内容の充実を図っていきたいと思います。当NPO法人としては子供たちの科学技術に対する興味を培うため、講座の中で段階的にロボット工作に関連する講座を、小学生の低学年から取り組める理科の授業に近い①「簡単な電子工作体験」②「ロボット工作体験」③「少し高度なロボット工作体験」④「プログラム学習に特化した講座」などを組み合わせて、小学生から成人の方まで、興味を持たれた講座に参加をしていただけるような、講座開催の在り方を本年度から実施をしてまいりたいと考えております。
この1年が皆様にとって輝かしい年となる事を願っております。 本年もどうぞ宜しく当NPO法人活動にご支援ご協力の程宜しくお願い致します。
令和8年元旦
特定非営利活動法人 かまがや地域情報の窓 理事長 川俣 蓁


