令和元年度活動成果


令和2年5月23日(土)に新型コロナウイルス感染予防のため市公民館を利用できないため定款に基づく書面評決を思って総会を開催して、以下の事業活動実績を報告いたしました。本年度も皆様のご期待に応えられるよう会員一同に頑張ります。今後ともご支援ご協力の程宜しくお願いいたします。
理事長 川俣 蓁

【令和元年度 事業活動実績の概要】

令和元年度 写真で見るKAIS活動の歩み

令和元年度KAIS決算報告書(PDF形式)


(1) 事業の成果
1. 令和元年度の事業活動については、WEB情報提供、ホームページ関連事業、ロボット工作教室事業等について、会員の事業活動への参加が増えたことにより多くの活動実績を残すことが出来ました。令和元年度から実施された市教育委員会の委託事業として、7月には市民サポートボランティアの方への事前研修会の実施及び8月には千葉商科大学の地域志向活動助成金制度に対する大学生への事前研修会を実施しました。また同月には市内小学校の5年生担当の先生方を対象とした事前講習会を五本松小学校で実施いたしました。プログラム学習体験講座は市内の全9校で夏休み明けの9月から始まり11月で終了いたしました。今回は講師やサポート役の会員や、千葉商科大学の学生6名及び市民サポートボランティアの方6名も参加され実施を致しました。 また、8月初旬(5日〜6日)には西部小学校に於いて夏季プログラム学習講座を、一昨年に引き続き開催し小学4年生から6年生まで28名の参加がありました。

2. ホームージ関連事業については、主に委託事業(はなこうネットビジネスHPの管理運営、市の「健康福祉情報サービス」の受託事業が当NPO法人の主な事業活動収入源であり安定した収入が確保できました。残念ながら民間事業者のホームページ受託(リデア学習塾)のHP運営管理)は昨年受託終了いたしました。

3. 令和元年度、市の健康福祉情報サービス事業「健康ふくしネットかまがや」HPの委託事業収入(33万円)は4月に支払い処理が行われるため、本年度の事業収入とはなりません。なお、令和2年度は同サイトの委託HP運営事業として継続予定で、市側でも新年度の予算が議会で承認されれば継続されることとなります。昨年より市内のバリヤーフリー情報の収集充実の為、取材協力の要請がありました。

4. 令和元年度事業計画で目標とした会員数(42名)に対し会員総数では39名と途中退会もあり、KAIS事業活動もロボット工作と小学校のプログラム学習体験講座に絞った為、残念ながら会員数の目標達成には至りませんでした。年度内の増減は正会員では減が1名で内訳は、新規加入0名、退会1名、賛助会員では増が3名、退会3名でした。
令和2年3月末現在の会員総数は39名で、その内正会員(19名=男性14名、女性5名)、賛助会員は(20名=男性12名、女性8名)です。会員の内訳として正・賛助を含み、男性(26名)女性(13名)でした。
昨年度(平成31年3月末)の会員数は40名で正会員(21名)、賛助会員(19名)でした。

5.市委託事業で市内9校に対する「プログラム学習体験講座」の指導・サポート 市教育委員会からの委託事業として実施する市内小学校9校の5年生を対象とした「プログラム学習体験講座」は平成30年度に引き続き実施いたしました。令和元年度の講座内容は、対象の小学生がパソコンのキーボードを使った文字入力に慣れておらず文字入力に困難を生じたため、テキストの一部を変更し、ArduBlockソフトを使ったビジュアルプログラミングの手法を取り入れ生徒たちが視覚的にわかり易いプログラム作成方法に切り替えた事によって、プログラム作成の難易度も下がり、練習問題や追加の問題などにも挑戦し、受講した生徒達はプログラミングは面白く続けていきたいとの感想も述べてくれました。

 そして、前年度及び本年度のロボット工作教室を終えられた方で、さらにロボット工作を続けたいと希望される方を対象に「ロボット工作研究グループ」を設けて、第1期生と第2期生の方を対象に、活動を続けております。活動期間はH29年4月からH30年3月まで、ほぼ1ヶ月に1回程度の講座を続けています。その間の延べ参加者数は延39名でした。内容は3輪ロボットの高速化改造やフォバークラフト製作などです。
 令和元年度は、当NPO法人の会員による講師とサポート(6名)に加え、昨年と今年の市民サポートボランティアの方(8名)に加え、千葉商科大学の学生(6名)によるサポート体制が充実した為、教室やコンピューター室での生徒のサポートも充実できたと思います。 市内9小学校で5年生の「プログラム学習体験講座」を受講した生徒は、全校で30クラス、962名が対象となりました。 なお、令和2年度の市内小学校でのプログラム学習については、昨年文部科学省で定めた新小学校学習指導要領に従い、新年度より「プログラミング思考」を育む教育は、新しいテキストに基づき実施されるため、プログラミング教育は各小学校で担任の先生方が行う事となり、従来の様な民間との協力による授業は実施されません。 当NPO法人としては、過去2年間に実施をした「プログラム学習体験講座」の時に使用したLED点滅の「実験キット」をテキストと共に各5セット(放課後の課外活動としてコンピュータークラブなどでプログラミングの復習などに活用してもらう為)各小学校に寄贈をさせて頂きました。

6. 小学校のプログラム学習体験講座について、令和元年度の継続実施については市委託事業(20.7万円)として実施が決まりましたが、予算の不足分については千葉商科大学の地域志向活動助成金制度で30万円の助成金を受ける事が出来ました。 この助成金を活用して、市内小学校の生徒のプログラム学習体験講座をサポートする大学生(6名)と一般募集による市民サポートボランティアの方(6名)の人件費及び学校で使用するプログラム学習のためのテキスト印刷代等に充当いたしました。

7.令和元年度の事業はロボット工作教室とロボット工作研究グループ向けの講座に集中しました。
(ア) 令和元年度で第8回目となる「ロボット工作教室」も「入門編」〜「アドバンスコースT〜X」まで、6月2日に合同説明会を開いて、来場の方にロボット工作教室の説明とデモを行い、参加を希望される方に対して、コースごとに小学生や成人の方も参加されて5月〜11月まで実施いたしました。内容は@「入門編」には延40名の参加 内容はArduinoIDEのインストールおよび基礎的なプログラム作成、2WDロボットカーの組立A「アドバンスコースT」には延14名が参加、8の字型自走ロボットを製作 B「アドバンスコースU」では迷路探査ロボットのプログラムの作成と動作テスト行い、延16名が参加 C「アドバンスコースV」では2WDロボットカーを赤外線リモコンで操縦出来る様にしました、参加は延14名 

(イ) アドバンスWとXに参加を希望される方は、当NPO法人への新規加入申し込みが条件となります。 D「アドバンスコースW」では赤外線で障害物を回避しながら走るロボットのプログラム、参加は延12名でした。 E「アドバンスコースX」ではアドバンスコースWで作ったロボットを改造し、赤外線センサーで前方の物体を追いかけるロボットを製作しました。参加は延16名でした。 @〜Eまでの延参加人員は延112名となりました。

そして、前年度及び本年度のロボット工作教室を終えられた方で、さらにロボット工作を続けたいと希望される方を対象に「ロボット工作研究グループ」を設けて、第1・2期生と第3期生(本年度ロボット工作教室講座を修了)した方を対象に、活動を続けております。活動期間はR1年7月からR2年3月まで、ほぼ1ヶ月に1回程度の講座を続けています。その間の延べ参加者数は延45名でした。内容は復習を兼ねた電子回路の組立、半田付け実習、センサーの使い方学習(超音波センサー、温度センサー、ジェスチャーセンサー)、LEDストリングの点滅プログラム体験、2足自立型ロボットの製作などです。
なお、ロボット工作研究Gに参加を希望される方が増えた為、ロボット工作教室の講座を終えられた方(1・2期生)とR1年度受講終了者(3期生)の合計13名の方は毎月の参加人数が半分程度となるよう、同じ内容の講座を2ヶ月連続して開催しています。従って受講者の方は各自ご自分の都合の良い日を選んで参加していただけるようにしています。

8. 令和2年2月2日には、市の主催する「かまがや市民活動フェア」に参加して、ロボット工作教 室活動の紹介と、ロボットのデモや説明を行いました。この中で来場者の方からロボット工作に興味を持たれる子供達や保護者の方が見学に来られました。

9.小学校のプログラム学習体験講座について、令和元年度の継続実施については市委託事業 (20.7万円)として実施が決まりましたが、予算の不足分については千葉商科大学の地域 志向活動助成金制度で30万円の助成金を受ける事が出来ました。 この助成金を活用して、市内小学校の生徒のプログラム学習体験講座をサポートする大学生(6名)と一般募集による市民サポートボランティアの方(6名)の人件費及び学校で使用するプログラム学習のためのテキスト印刷代等に充当いたしました。

10.市委託事業で市内9校に対する「プログラム学習体験講座」の指導・サポート市教育委員会からの委託事業として実施する市内小学校9校の5年生を対象とした「プログラム学習体験講座」は平成30年度に引き続き実施いたしました。令和元年度の講座内容は、対象の小学生がパソコンのキーボードを使った文字入力に慣れておらず文字入力に困難を生じたため、テキストの一部を変更し、ArduBlockソフトを使ったビジュアルプログラミングの手法を取り入れ生徒たちが視覚的にわかり易いプログラム作成方法に切り替えた事によって、プログラム作成の難易度も下がり、練習問題や追加の問題などにも挑戦し、受講した生徒達からプログラミングは面白く続けていきたいとの感想も述べてくれました。
 令和元年度は、当NPO法人の会員による講師とサポート(6名)に加え、昨年と今年の市民サポートボランティアの方(8名)に加え、千葉商科大学の学生(6名)によるサポート体制が充実した為、教室やコンピューター室での生徒のサポートも充実できました。市内9小学校で5年生の「プログラム学習体験講座」を受講した生徒は、全校で30クラス、962名が対象となりました。

11.令和元年度の事業収支については、別表の決算報告書をご覧頂きたいと存じますが、経常収支=1,032,357円、事業費=8103,424円、管理費=343,620円、経常収支差額=▲124,687円でした。
従って、当期収支差額=▲124,687円+前期繰越収支差額=647,705円 = 次期繰り越し収支差額=523,018円となりました。これは当初の事業計画(令和元年度)で次期繰り越し収支差額=440,105円に対して、523,018円となりました。
市から受託している「健康ふくしネットかまがや」サイトの運営管理費の30.2万円及び「市教育委員会」のプログラム学習体験講座委託事業費の20.7万円が令和2年度の4月〜5月にかけて振り込まれるため、流動資産は50.9万円程度に増加する見込みです。
以上


 令和元年度の活動成果

 平成30年度の活動成果

 平成29年度の活動成果

 平成28年度の活動成果

 平成27年度の活動成果

 平成26年度の活動成果


 平成25年度の活動成果

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平成23年度の活動成果

平成22年度の活動成果

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 平成20年度の活動成果

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 平成18年度の活動成果

 平成17年度の活動成果

 平成16年度の活動成果

 平成15年度の活動成果

 初年度活動目標(2003年6月18日〜2004年3月31日)