令和3年度活動成果


令和4年5月22日(日)2年前から続く新型コロナウイルスの感染予防も広がり感染のリスクが低くなってきた為、本年度の総会は通常通りに開催しました。以下の事業活動実績を報告いたしました。本年度も皆様のご期待に応えられるよう会員一同に頑張ります。今後ともご支援ご協力の程宜しくお願いいたします。
理事長 川俣 蓁

【令和3年度 事業活動実績の概要】

令和3年度 写真で見るKAIS活動の歩み

令和3年度KAIS決算報告書(PDF形式)


(1) 事業の成果
1. 令和3年度の事業活動については、昨年に続き1月頃から新型コロナウイルスの感染拡大の影響により当NPO法人の通常の活動も制限を受けざるを得ない状況でした。 事業計画で予定をした事業についてもロボット工作教室事業やロボット工作研究グループ講座を中心に活動を展開しましたが、6月から実施するロボット工作教室の新規受講者募集については新型コロナウイルスの感染拡大から参加希望者が大きく減少しました。 ロボット工作教室は6月6日の合同説明会〜昨年12月中旬まで今回参加された方4名を対象にサーボモーター仕様の2WDロボット製作講座を開催しました。 7月10日〜9月11日迄、ロボット工作教室の「入門編」〜「アドバンスX」を実施しました。 7月11日〜令和4年2月13日までロボット工作研究グループ講座では10名の方が受講され、Pythonプログラムを使った@ロボットアームAメカナムホイールロボット(micro:bitマイコンを使用)Bミニ3輪ロボット製作など、やや高度なロボット製作講座を受講していただきました。 R4年1月29日〜2月13日迄、プロットカーによる図形を描くプログラム講座を開催しました。 この追加講座は、新年度から始まるプロットカーを使った新しいAIカメラで画像認識をさせる為の事前講座となります。

2. ホームージ関連事業については、主に委託事業(はなこうネットビジネスHPの管理運営、市の「健康福祉情報サービス」の受託事業が当NPO法人の主な事業活動収入源であり安定した収入が確保できました。

3. 令和3年度、市の健康福祉情報サービス事業「健康ふくしネットかまがや」HPの委託事業収入(22万円)は4月に支払い処理が行われるため、本年度の事業収入とはなりません。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大により市内のバリヤーフリー情報収集活動は中止されました。令和4年度は同サイトの委託HP運営事業として継続します。

4.令和3年度事業計画で目標とした会員数(38名)に対し会員総数では30名と途中退会もあり、KAIS事業活動もロボット工作と小学校のプログラム学習体験講座に絞った為、残念ながら会員数の目標達成には至りませんでした。年度内の増減は正会員では減が1名で内訳は、新規加入1名、退会2名、賛助会員では減が3名で内訳は、新規加入3名 退会6名でした。 令和4年3月末現在の会員総数は30名で、その内正会員(15名=男性12名、女性3名)、賛助会員は(15名=男性8名、女性7名)です。会員の内訳として正・賛助を含み、男性(20名)女性(10名)でした。 昨年度(令和3年3月末)の会員数は34名で正会員(17名)、賛助会員(17名)でした。

5.西部小学校では、6年生(3クラス全員)を対象としたプログラム学習体験講座の開催に協力して欲しいとの事で、6月16日〜18日迄の3日間、コロナ感染防止の為コンピューター教室で1クラス3グループに分かれて当NPO法人から貸し出しをした3輪ロボットを使って、生徒たちが各自自分でプログラムを作成して3輪ロボットを自由に動かす体験をしてもらいました。 このプログラム学習体験講座の開催の目的は、新型コロナウイルス感染拡大により令和4年3月に卒業を迎える6年生にとって学校行事の多くが中止される中、何か生徒たちにとって楽しい思い出作りの為、学校側から依頼があったものです。

6.西部小学校に於いて「わくわくクラブ」で小学4年生から6年生までの参加希望者を対象に受講者を募集し、夏季プログラム学習講座を8月4日(水)生徒9名(内女子生徒2名、男子生徒7名)に対してChrombookのノートPCを使用してScratchソフトで講師の指導で、弓で矢を射て的に当てるゲームを作成しました。

7.市の中央公民館の館長より、当NPO法人が開催をしているロボット工作教室活動を評価頂き、令和3年8月8日(日)の夏休み期間中に市内の小学生を対象とした「プログラム学習講座」の一環として受講者の方たちにミニ3輪ロボットの組立とプログラムの作成体験をしてもらう中央公民館の委託事業として協力して実施を致しました。当日は17名の受講者の方と保護者の方も同伴され、ロボット製作やプログラム学習に対する関心が高い事が分かりました。

8. 令和3年度最後の行事としては、市の教育委員会のご協力も頂き、2年ほど前から西部小学校で実施をしているプログラム学習体験講座を、もう1校(北部小学校)でも実施できないか相談していました所、北部小学校の校長先生の賛同も得て、初めて2月22日に2クラスの6年生に対して、日常生徒たちが学校で使用しているChrombookノートPCを利用して、オンライン環境でプログラム作成体験講座を受けて頂きました。最初は清水講師からプログラムランドソフトの使い方を簡単な課題を使って説明し、その後は各自生徒たちが、自分で取り組んでみたい課題を選び、三角形や四角形、五角形などの図形を描くプログラム製作や、またルンバ(自動掃除機)の様に画面上に表示された☆(星)をロボットが通過する事により星を消していくプログラム制作にも取り組んでいました。少し難しい8の字コースや楕円コース上を右廻り、左廻りに動くプログラム製作等に取り組む生徒は少なかったですが、その中にでもプログラム製作にたけた生徒の中にはより高度なプログラム作成(レーシングコース等)に挑戦している生徒も見られました。

9.令和3年度の事業収支については、別表の決算報告書をご覧頂きたいと存じますが、経常収支=863,034円、事業費=645,378円、管理費=203,992円 経常収支差額=13,664円でした。 従って、(当期収支差額=13,664円+前期繰越収支差額=786,055円)次期繰り越し収支差額=799,719円となりました。 これは当初の事業計画(令和3年度)で次期繰り越し収支差額=757,541円に対して、+42,178円となりました。市から受託している「健康ふくしネットかまがや」サイトの運営管理費の22万円は令和4年度の4月〜5月にかけて振り込まれるため、期初途中では流動資産は101万円程度に増加する見込みです。

以上


 令和3年度の活動成果

 令和2年度の活動成果

 令和元年度の活動成果

 平成30年度の活動成果

 平成29年度の活動成果

 平成28年度の活動成果

 平成27年度の活動成果

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 平成25年度の活動成果

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平成23年度の活動成果

平成22年度の活動成果

 平成21年度の活動成果

 平成20年度の活動成果

 平成19年度の活動成果

 平成18年度の活動成果

 平成17年度の活動成果

 平成16年度の活動成果

 平成15年度の活動成果

 初年度活動目標(2003年6月18日〜2004年3月31日)