平成16年度活動成果
特定非営利活動法人 かまがや地域情報の窓 はNPO法人設立2年目に入り、平成16年度事業として下記の活動成果を残すことが出来ました。

1.平成16年度の会員数(3月末現在)は、本事業年度中に新規加入会員6名が新たに加入して、21名(正会員18名+賛助会員3名)の組織構成となりました。

2.鎌ヶ谷市の「市民との協働」戦略策定委員として委員会に参画し、平成17年3月提言書をまとめる事が出来ました。平成16年度は市の市民活動推進課で試行として活動助成制度の一部予算化も行われたが、本年度は当NPO法人として活動助成の申請は行いませんでした。

3.当NPO法人のWEBサイトを通じて、市民生活と福祉の向上及び地域経済活性化に役立つWEB情報の提供を行った。このインターネットによるWEB情報の提供も設立以来継続的に発信をする事により(情報の量と質を拡充)一日のアクセス数も着実に増えて、地域ポータルサイトとして市民の方々にも当サイトが認知をされるようになってまいりました。

4.市民の「草の根」活動を支援する事業については、、本年度セミナーを中央公民館において「知って得する年金セミナー」を平成16年7月24日(土)に開催、また「介護と支援・地域福祉の現場から」は平成17年2月26日(土)に開催して各セミナーには毎回20名程の一般市民の方の参加がありました。セミナーのテーマは出来るだけ市民の方が関心を持つテーマを選び、試行錯誤の段階です。

5.まちの活性化に関するホームページ関連事業(ホームページ制作、メンテナンス、広告掲載、コンサルタントなど)を事業収入を獲得する手段として計画しましたが、本年度は実績に至らず、平成17年度に向けた種まきに終りました。

6.一般市民や自営業者の方々、学生などインターネット情報活用に必要なPC基本操作及び市民の情報格差(デジタルデバイド)解消に役立つパソコンの教育・訓練事業を行うと当初計画を立て、プレPC研修会を中央公民館で開催し、市民サークル「さくら草」の協力を得てWORD初級研修を実施いたしました。参加者は5名でした。
この研修会を通じて、一般市民のPC研修を受けたいと言うニーズは結構あるものだと実感しました。

7.その他
・設立後の運転資金については、設立発起人(10名)による出資金と、KAISの会費収入が主な内容で、残りは若干の講座参加料と寄付金が主な収入でした。支出の大半はWEB情報提供に必要なプロバイダーへの契約料が主なものでした。そのため事業年度中の出費を極力抑えるため、会員間の連絡は電子メールによる相互連絡で、書類作成費や郵送料、電話の使用を抑えることが出来ました。

・事業年度中の成果の一つに、インターネットのKAISホームページ公開や公民館への会員募集ポスター掲載により、新しく加入される会員の加入促進が出来たことです。

・NPO法人活動を進める上での課題は、設立後の具体的活動に参加される会員の方が、仕事の関係でどうしても参加者が限られることです。そのため、会員の方が自主的にNPO活動に参加しやすい環境つくりが必要であると感じるこの1年でした。
以上