9月29日(木)デジタル一眼レフカメラ講座(1回目)の内容
先の7月の初級カメラ講座に参加された方たちの中から、更にもう少し詳しく実践的な写真
撮影の仕方について引き続き学びたいとの希望を持たれる方を対象に講座を開催した。
今回のテーマーは三つ。
@測光位置の違いによって露出はどう変わるか?
A露光方式によって露出はどう変わるか?
Bホワイトバランスを変えて撮影
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前回に続いて、講師よりデジタルカメラの標準レンズと望遠レンズの違いについて説明があった。同じ被写体をカメラのフレーミング(画面の中心に来るもの)に同じ大きさになるようにする為には標準レンズでは被写体に近寄り撮影し、望遠レンズでは遠くからでも焦点距離を調整する事で同じ大きさに写真撮影が可能である事を、説明資料画面を使って解説した。今回の参加者数は5名であった。
その後、近くの神社(初富稲荷神社)に出向き、実際の測光方式による違いや、ホワイトバランスを変えた写真撮影を体験した。ホワイトバランスの設定変更については、受講者もこの様な事をしたことがないので設定にかなり戸惑っていた。
外での撮影が終わって、教室に戻り講師から測光方式によってどう露光が変わるのか、またホワイトバランスを変えることによりどう写真画面に変化が出るのか(太陽光・蛍光灯・フラッシュ・オート)条件を変えたサンプル写真を表示してその違いを説明された。続いて受講者が神社で撮影さした、各個人の写真データーを正面のスクリーンに写しながら、それぞれの写真について講師より撮影のポイントや写真評価などが付け加えられた。
受講者の方たちは、撮影技術にかなりの個人差があって、カメラは高い性能の物を持っているが、実際はメーカー側で用意されたメニュー(オート撮影など限られた条件で撮影)に従う撮影方法しか理解できていない方たちが殆どであった。
これから残り5回行われる、カメラ講座で基礎的な写真撮影知識を理解習得して、撮影条件に適したカメラ設定やフレーミングができる様に、この講座で習得していただきたいと思う。
6回の全ての講座が修了した暁には、受講者の方たちがどれだけ写真撮影で実践的な技量が向上したのか確認するためにも、まなびぃプラザミニギャラリーに於いて写真展を開催したいと計画している。(実施時期は来年4月以降) |
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講師を囲んで説明を聞く |
測光位置の違い(地面に向けて半押) |
測光位置の違い(空に向けて半押) |
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野外撮影風景 |
測光方式の違いを説明 |
ホワイトバランスを変えた画面 |
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