H26年度 子どもお菓子教室を開催!


 平成26年9月27日(土)当NPO法人とさくら草(市内のサークル)の共催で開催した「子どもお菓子教室」を初めて東初富公民館で開催しました。

 今回の開催目的は、先に活動を行っている「子どもロボット工作教室」に続くもので、市内の小学生を対象に親子でお菓子作りに参加して楽しんでもらおうという趣旨です。
 参加者募集のポスターを各公民館やコミュニティセンターに掲載し、また市報でも参加を呼びかけました。
その結果、保護者の方と子供は幼稚園年長さんから小学6年生まで、主に女子生徒の方が多かったですが、中には男子生徒3名も参加してくれました。
   
豆乳プリンを作る親子と子供達 豆乳プリンを作る小学生
くるくるクレープつくりに挑戦 お料理中の小学生と保護者

 お菓子教室の講師は、地元でお料理研究家の橋本さんと、当日お手伝いしていただいたアシスタントの斉藤さんでした。この日のお菓子教室で親子で作ったのは3品(ぷるぷる豆乳プリン、くるくるクレープ、レンジで作るかんたんクッキー)と飲み物としてフルーツポンチつくりに挑戦してもらいました。

 豆乳を使ったプリンづくりは、鍋に粉末の寒天と水を入れ、木ベラで混ぜながら沸騰するまで煮たてる。その後弱火で1分間煮る。そこに砂糖を加え、溶けたところで火を止める。更に豆乳を加えたものを、一人分づつのコーヒーカップに注ぎ、冷蔵庫で冷やします。2時間ほど冷やしたカップを冷蔵庫から取り出し、トッピングをすれば出来上がり。

   
講師の説明を聞く子ども達 調理の見えない所は上の鏡で クレープを焼いているところ
簡単クッキー作りに男子も挑戦 クッキーの生地も袋をこねるだけ 6年生はさすがに早い

 次は、くるくるクレープづくり。黒砂糖、水をボールの中でかき混ぜ、その中に小麦粉を加え混ぜます。液体状になったところで、その材料(クレープの素)をお玉ですくって、前もってあたため、薄く油を塗ってあるフライパンに注ぎ、両面(表と裏)を焼き上げます。焼き上げのコツは出来上がれば木べらでフライパンから外してお皿の上に重ねます。各テーブルごとに数枚のクレープを焼く。焼いたクレープは端からくるくると巻いていきます。そして巻き上がったらクレープを包丁で食べやすい長さに切り分けます。もちもちとして美味しいクレープです。

   
6年生はお料理も手慣れたもの 出来たお菓子を試食中!

 3番目は、簡単クッキーづくりです。ポリ袋の中へ小麦粉と砂糖を入れます。更にサラダ油と白ごまを加え、しっとりするまで手でこねまぜる。丁度、手で握って、クッキーの形になる位までこねます。粘り気が少ないようであればサラダ油で調整します。出来上がったところで、クッキングシートの上に(こねあげた)クッキーの素を人数分に小分けし、形を整えます。後は電子レンジで3分ほど焼くだけ。添加物が全く入らない手軽に作れるクッキーの完成です。こちらはカリット焼き上がり香ばしい香りが漂います。中には少し焼き過ぎたクッキーもできましたが。

   
男女の混成チームが試食中 講師が作ったお料理見本
   

 4番目は、皆さんでフルーツポンチを作ります。最初にフルーツポンチに入れる果物を細かく包丁で刻み、各自ガラスコップの中に果物を色よく混ぜ合わせます。そして最後はサイダーをガラスコップに注いで、ストローを刺せば出来上がり。

 結局、2時間半程お菓子作りにかかりましたが、各テーブルには3品のお菓子とフルーツポンチがきれいに並び、最後は参加者全員で試食をしました。後で感想を聞いてみると大変おいしかったと皆さん喜んでいました。

 最後に講師の橋本先生から、手作りのクッキーがプレゼントされた時には、皆さんからウォーとサプライズの歓声が沸き起こりました。

 こうして、当NPO法人の子どもお菓子教室は誰も怪我をすることなく無事に終わりましたが、こうした親子で参加できるお料理教室を来年も続けて行きたいと思っています。

レポート:S・K