5月の連休も終盤の5日(土)、ようやく快晴となった子どもの日に佐倉市内の「佐倉ふる里ひろ場」と「佐倉くさぶえの丘」をたずねてみた。

 印旛沼周辺地図 ここ鎌ケ谷市からも車でドライブしても比較的近く、印旛沼周辺の自然環境に恵まれたこのあたりは連休中の家庭にとっても、日頃子どもと余り接する時間がない父親にとっても家庭サービスに最適な場所だ。

 最初に行った場所は、佐倉ふる里ひろ場だ。この場所は印旛沼の岸辺に近く、オランダの大きな風車が目に付く。このあたりはチューリップのお花畑も有名であるが、5日におどずれた時には既にお花畑は時期を過ぎて見られなかった。大きな風雨者の周りには家族が休憩を取ったり、昼食を食べたりできる野外のテーブルと長椅子がいくつか備えられている。
 

 また、佐倉ふる里ひろ場に沿って、沼沿いにサイクリングロードが整備されていて、多くの人たちがサイクリングを楽しんでいた。丁度いまの時期は公園内でツツジの赤やピンク、白の花が綺麗だ。

正面から見た風車 風車入口の跳ね橋 後方から見た風車
満開のきれいなツツジ 二人乗り自転車でサイクリング 鹿島干拓地から遠方のビルを望む

 佐倉ふる里ひろ場から出て、飯野竜神橋を渡って対岸の鹿島干拓地や佐倉市印旛沼サンセットヒルズ、野鳥の森などがある。飯野から少し細い坂道を登ると佐倉市民の森への近道だ。この森の中にある佐倉くさぶえの丘だ。

佐倉くさぶえの丘会場 庭園には大きな怪獣が! 家族連れで楽しむ
青空に舞う鯉のぼり 家族と一緒に連休を楽しむ 子どもに人気のミニ鉄道(動画)
ロバに乗る子ども ポニーの乗馬を待つ親子 古民家ではつきたてのお餅を販売

 5月5日子ども日とあって、会場では「五月まつり」が開催されて沢山の模擬店の出店や佐倉太鼓の演奏などイベントが行われていた。この佐倉くさぶえの丘駐車場の奥くの広場では、地元で30年余り太鼓演奏活動を続けている「佐倉太鼓衆」の皆さんによる、笛と太鼓と唄の共演で、会場を訪れた市民の方たちも太鼓演奏を楽しんでいた。

市民の森で憩う家族 佐倉太鼓を演奏(動画) 佐倉太鼓衆の皆さん
太鼓演奏の会場 暑い日は人気のカキ氷に行列 親子で賑う市民の森

 佐倉市の公共施設「バラ園資料室」の建物奥には、ミニ鉄道や沢山の鯉のぼりが風に吹かれて空中に泳ぎ、庭内には空気で膨らませた巨大な怪獣「ザウルス」も設置され、丁度そのお腹の中で子ども達が遊べるようになっていた。やはり親子共に人気は「ミニ鉄道」だろう。多くの人たちがこのミニ鉄道に乗るために列をなしていた。園内には動物とふれ合う場所もあって、子ども達がポニーやロバに乗馬を楽しんでいた。

 この日のドライブは、往復時間も含めて約3時間ほどではあったが、この連休に遠くに出かけなくても近くに結構楽しめる場所があるのだと気付いた。

(レポート:M太郎)