H26年度 子どもロボット工作教室 開催!



 平成26年4月19日(土)午後1時から3時まで、市の生涯学習センターまなびぃプラザ3階会議室2に於いて、本年度の子どもロボット工作教室の説明会とロボットのデモンストレーションを行った。

ロボット工作教室合同説明会の動画

 15日の市報に子どもロボット工作教室の説明会とデモ実施の記事を掲載したところ、当日からすぐに見学参加の申し込みが相次ぎ、19日は当日参加者も含め親子で20名の方たちが参加された。参加者のほとんどは鎌ケ谷市内の方だったが、近隣市の我孫子からも親子3名で参加をされた方もおられた。

ロボット工作教室の受付 ロボット工作教室内容の説明 子供と保護者の方がデモを見学

 午後1時より当NPO法人理事長の川俣氏より、開催にあたり挨拶とNPO活動分野の紹介及び今回の子どもロボット工作教室が3回目に当たり、初めて開催して以来既に2年を経過している旨の説明がされた。その後、この教室の講師を務められる冨澤氏と松岡氏の紹介及びアシスタン2名の紹介もあった。続いて講師の冨澤氏より今回の子どもロボット工作教室を開く事となった背景と、この教室で学ぶロボット工作の内容について、パワーポイントを使って説明がなされた。

 約50分余りの説明については、保護者の方は内容を熱心にメなどされ聞かれていたが、参加した子ども達は退屈なのか余り興味を示さない。
今回の説明会に参加した子ども達は小学校4年生、5年生、6年生たちと高齢者の方1名が参加申し込みをされた。
講師の説明も終わり、すぐにロボットのデモンストレーションに移ると、子供たちは俄然このロボットの動きに注目し、机から身を乗り出して床面に於いたロボット用の軌道(8の字軌道と迷路軌道)上を走る、自走ロボットの動きに注目!

ロボットの心臓部分マイコンの役割を説明 迷路探査型と8の字型ロボット 二輪車自立型自走ロボット

 さらに、アドバンスコースUで行う予定の二輪自立型自走ロボットの動きも大変興味が涌いたらしく、保護者の方と共に熱心に8の字軌道の上を二輪車が自立しながら走る様子を見守っていた。
 講師の松岡氏が、更にこの二輪自立型自走ロボットがゲーム用のジョイスティックで無線操縦できる様子をデモすると、ホーと声を出してロボットの多様な動き方に興味を示した。松岡氏の提案で、このロボットをジョイスティックで動かしたい方はいますか?と聞くと子ども達は全員が手を挙げてこの二輪自立型自走ロボットの無線操縦に楽しそうに挑んでいた。

 この後、理事長から今回のロボット工作教室で使用する、マイコン(Arduino基盤)キット、Arduino教本、8の字自走ロボットを作るための電子・メカ部品キットの展示説明と、ロボットの動作を制御するIDE(統合開発環境ソフト)プログラムをノートPCにインストールして、実際のプログラムがどんなものかディスプレイ上で表示をさせた。保護者の方たちも実際に子供たちがロボット制御に使うプログラム言語がC言語に近いため、こんな難しい事が果たして子供たちにできるかと心配された方もおられたが、前回の経験から子供たちは軽くこうした課題を乗り越え、自作の自走ロボット組み立てを完成させたと伝える事により、少しは安心された様であった。

 今回のデモと説明会を聞いて、参加申し込みをされた方は9名であった。入門コースから、徐々にステップアップしてアドバンスT・Uと高度なロボットを組み立て、理科教育振興の一環として当NPO法人の活動は、ロボット好きな子供たちを育てるのに役立っているのではないかと思う。