26年度 きららお楽しみ会


 毎年この時期になると、障がいを持つ子どもたちの世話をするNPO法人きららが主催する、「お楽しみ会」が開催される。平成26年度は12月20日(土)午前10時〜午後2時ごろまで、市の総合福祉保健センター6階大会議室において催しが行われた。

 当日は、NPO法人きららの松村理事長より開会の挨拶があり、続いて来賓の紹介と挨拶があった。来賓あいさつは清水市長、芝田市議会議長、川西教育長、市の健康福祉部部長、子ども課課長他、会場に来られた各団体やNPO法人、きららの活動を支援する個人の方などが順番に紹介された。当日の参加者は約100名近くであった。

松村理事長 来賓挨拶 清水市長 来賓挨拶 芝田市議会議長
来賓挨拶 川西教育長 集合写真(1) 集合写真(2)

 会場受付では、この日のために手作りの可愛いプログラムのしおりを作って準備をしたものを、来場者の方に首から下げてもらって席で見られるように工夫をしていた。また、会場の後ろ側には、今年1年のきららの活動を紹介する、パネル展示も行われ、また会場内にはクリスマスの雰囲気を醸し出す大きなツリーも飾られ、壁のところどころには手作りのクリスマス飾りが張り出されていた。

大きなクリスマスツリー 手作りの可愛い飾りつけ 参加者に渡されるプログラム
きららのイベント紹介パネル(1) 季節ごとの活動紹介パネル他 きららのイベント紹介パネル(2)

 その後、参加者全員で記念写真を撮影した。約150名ほどの方たちが正面舞台に並んで記念写真を撮った。
司会進行の下、午前の部がこの後に始まった。毎年この時期の「お楽しみ会」の発表会に合わせて、以前からきららに通う障がいを持つ子ども達が何度も練習をしていた踊りや歌を披露した。
 最初は、きららの発表で妖怪ウォッチ「ゲラゲラドン」を音楽に合わせて、子どもたちが楽しそうに踊った。

子ども達が練習成果を発表 音楽に合わせてゲラゲラドンを踊る 楽しそうに踊る子ども達

 続いて、人形劇団「青い鳥」の皆さんによる人形劇が行われた。3匹の羊と橋の下に住む黒い怪物の人形劇で、子どもたちは、怖そうな黒い怪物が舞台に出てくると、声を出して怖いと叫ぶ子供たちもいて、人形劇の世界に吸い込まれたようだ。そして、人形劇の後は、親子や職員などが参加して、ジングルベルの音楽に合わせてみんなと一緒にダンスを踊った。

人形劇代表者の挨拶 舞台に集まる子ども達 怖そうな黒い怪物に見入る子ども

 午前の部最後は、市内で子どもたちに紙芝居のボランティア活動を行う「ペアブロッサム」の皆さんによる、紙芝居が三つ行われた。特に強欲なお婆さんの紙芝居には、子ども達も話に引きこまれたようだ。

ペアブロッサムの紙芝居 紙芝居に引き込まれる子供達 高齢の女性も語り部として出演

 そして、ここで一旦休憩となって、参加者の皆さんと一緒に昼食を頂く時間となった。

 午後の部は、地元で太鼓演奏を行うボランティア団体の「巧太鼓」の皆さんによる、太鼓演奏、そしてこの後、子ども達も大きな太鼓をバチで勢いよく叩いて太鼓演奏に挑戦していた。続いて保護者のお母さんたちによる発表会も行われた。そして、成人の部で「おんりぃ1」による歌と踊りの発表も行われた。この「おんりぃ1」では近くの農園を借りて、手作りの野菜を育てて、イベントなどが行われる時に野菜を販売などして、少しではあるがNPO法人きららの活動資金稼ぎに貢献をしている。
そして、最後はお楽しみの抽選会が行われ、ラッキーなくじを引き当てた人には、記念品が贈られた。