平成23年2月3日(木)午後1時から市の社団法人鎌ケ谷市社会福祉協議会の「第17回鎌ケ谷市社会福祉大会」が総合福祉保健センターで行われた。司会より社会福祉大会開会宣言の後、参加者全員で国家を斉唱し、物故社会福祉関係者慰霊のための黙祷が行われた。
 ついで主催者側の挨拶に続いて、昨年度活動された個人や団体に対して表彰状が贈られた。
今回の表彰式では、功績表彰・個人で山崎 巌氏が授与され、功労表彰・社会関係団体(個人)で68名の方が、また社会福祉協議会会長より寄付をされた個人や団体(代表者)の15名に、会費関係では1団体に対して社会福祉協議会会長感謝状が贈呈された。
 そのあとは来賓祝辞と来賓者の紹介が行われた。

 記念講演では、故金馬亭馬生の弟子の金原亭 世之介(キンゲンテイ ヨノスケ)さんが『古典落語』の江戸人情話を話された。当日は会場に200名近くの社会福祉関係者や市民が集まり、第2部の古典落語を楽しんだ。
 当日、会場では手話通訳の方が障がいを持つ方のために落語まで通訳しておられるのには感心した!

記念講演を待つ参加者 噺家の金原亭 世之介氏 最初は身近な世間話から
手話通訳の女性 落語の話しの内容を即時通訳 江戸人情話しに笑いと心に温もりを!


 落語家の噺し方にもよるが、江戸人情話の中で随所に聞かれる江戸っ子の語り口は切れと威勢が良くて気持ちが良かった。笑いは最良の薬、笑いは喜びを引き寄せ、否定的なものを消し去り、人生を豊にするといわれている。昨日は久しぶりに会場で笑い楽しいひと時を過ごせた。主催者や噺家に感謝!!

(レポート:S.K)