新たな出会い・研鑚・社会貢献の場を求めて

                  鳩山総理 ! またも言い逃れか



               

桜のあとを彩る 鎌ケ谷の梨園
                                
                                       
 今年の4月は、まさに「記録的」な天候不順であった。この天候以上に大荒れとなったのが、発足間もない9月から始まった民主党の「政治とカネ」にまつわる不透明さである。「小鳩」と揶揄される民主党のトップ二人が足並み揃えて露呈した金権疑惑である。

 この件に関しては、小欄でも最後に記すことにしたい。まずは45年ぶりとも言われる、わが国の狂ったような気象状況を振り返ってみたい。地球環境の前兆を思わせるような動きは、2、3月からも見られた。しかし4月の天気の変わりようには、なん人たりとも「驚愕」したことだろう。30度に迫るとか30度を超える真夏日があったかと思えば、翌日は10度以上も下がる冷雨となる。こんな天候は記憶にも殆どない。これには高齢者のみならず、働き盛りの方々でも体調がおかしくなって当然である。

 気象庁が5月に入り、4月の天候の特徴を発表した。大きく言えば、4月の日照時間は東北や北陸、中国地方では平年の8割を下回った。約122時間で平年の約7割にとどまった盛岡市など、全国9か所で日照時間はこれまでの最小値を更新した。
 低気圧が頻繁に日本付近を通過した影響で雨が多く、水戸市や和歌山県串本市など7地点では4月の降水量を更新した。17日には、東京都心や横浜など6か所でも雪が降り、41年も前の1969年に並ぶ最も遅い降雪を記録した。

 たまたま15日、おっちゃんの母が97歳にして食事もうけつけず、ベッドから転げ落ちた。慌てた同居する妹の手配で、初めての救急車による入院となった。おっちゃんは、意識不明に陥った母を栃木県日光市の病院に見舞った。しかし、母は耳元で大きな声をかけても、手をしっかりと握っても一切の反応を示すことは無かった。体格も良くいつも元気一杯だった母は、昔日の面影もなく、いまや骨と皮だけの身体を横たえている。もはや天命が一日一日と近づいている。

 その訪れた15日も、急激な寒波で真冬並みの服装でなければ外出は不可能と思えた。冬のコートにマフラーを堅く巻きつける、完全武装の用意で出かけた。
 友人に招待され一泊した翌日の16日、まだ残雪の多い前面に広がる日光連山の光景にも、すそ野の街並みに雪を知らせる兆しが見えた。
 山を覆う厚いもやの中に雪が降り注いでいることは、幼い頃の経験で察知できる。車内のラジオ天気予報では、関東地方全域で雪となることを知らせている。急いで帰宅すべきものだが、若き日に20年近くも過ごした故郷の香り漂う懐かしさには勝てなかった。だが、半世紀を超える当時の面影を求め、懐かしき風景や神社、小中学校などをカメラにおさめウロウロと彷徨ったつけは、3時間を越える帰宅する車の運転にも影響を与えぬわけにはいかない。やや疲れを覚えたが、まあ元気に帰れたのはラッキーであった。

 視力も運転能力も衰えた身体であるが、小雪まじりの雨を帰宅直前に受けただけだったのは、まことに幸いであった。日頃信心する ?神様の加護に深く感謝している。その翌日、様々なメディアで大きく取り上げたのが都心などの雪である。当地の朝も当然ながら真っ白な雪景色となっ
た。
 一方、数年前からデジカメに凝りだした友人は、おっちゃんの寝ているうちから床を抜け出し車でひとり、日光いろは坂の上まで出かけた。目的は春の珍事、満開のサクラと降り積もった白い雪との奇妙な写真を撮りたい一心からである。
 下欄に、後日メールで送られてきた画像の数点を紹介したい。

      
 
         
満開のサクラと雪景色      撮影: 日光市在住 尾郷 賢氏


 こんなお天気も、5月のゴールデンウイークだけは全国的にも例年以上の好天に恵まれた。主要線区の新幹線、特急、急行は3年ぶりの増加となり、国内航空11社も国内線では11%強も増加した。この期間、4月29日から5月6日までは雨も降らなかった。長時間にわたる旅程では、車も列車も大混雑でお父さんはさぞかし疲れただろうが、久しぶりの帰郷は奥方や子どもたちと一緒に、田舎の澄んだ空気を腹いっぱいに納めて、リフレッシュされたことだろう。

 しかし7日からはまた元の雨となり、アイスランドの火山噴火は世界中の人々の生活に不安を与え続けている。

   

    
〜楽しかったこともある〜

 
大相撲で把瑠都が大関に

 多くの優勝を成し遂げ憎らしいほどに強かった、朝青龍が土俵の外での不祥事騒ぎで横綱を引退した。唯一の横綱となった白鵬には、大きな責任と重圧がかかる。日本の相撲界を一人で背負う格好となった白鵬に、3月場所で助っ人が現れた。相撲界の「おたすけまん」把瑠都である。5月場所も6日目で6戦全勝、先輩大関たちは、すでに2敗ないしは3敗しているから、白鵬の対抗馬は把瑠都くらいしか見あたらない。
 それにしても情けないのが日本人力士たちだ。当面、相撲人気はつづきそうにも見えるが、このままでは前途は真に多難である。
        
左の画像をくりっくすると、把瑠都の細かい経歴を見ることができます。

 2年前の8月に、おっちゃんは把瑠都大きく取り上げて小欄に書いたことがある。
        

 ここ暫くは
大相撲に、「史上初の金髪関取が誕生した」というニュースが面白い。秋場所の番付編成会議が7月27日、名古屋市の愛知県体育館で行われ、5人の新十両が決定した。エストニア出身の把瑠都(ばると、20=三保ケ関)が昇進を果たした。金髪関取の誕生に、伝統を重んじる角界からは「染めた方が良いのでは」との声も上がっているそうだ。出世に髪の伸びが追いつかず、大銀杏(おおいちょう)は、来年春場所以降の予定とか。

 ブルーの瞳にゴールドの髪。新十両昇進を決めた把瑠都は197センチ・165キロの巨体である。これまでブロンドの髪を持つ力士が関取になったことはなかった。現在は
198センチ、187キロと身体もひと回りも大きくなった。

 モンゴルとエストニア。二人の外国人力士に支えられる大相撲の将来はどうなるのだろう。しかし当面は把瑠都
横綱昇進が望まれ、二人横綱の競う時代が訪れるだろう。

  
ナックル姫 米プロに挑戦

 
日本の高校生でも、なかなか打てないナックルを武器とする吉田えり。ナックルボールが武器の吉田は関西独立リーグの神戸を昨季限りで退団。昨年末に新しい独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグの三重入りを表明したが、米国でのプレーを望んだ場合は尊重してもらえる条件付きだった。今年1月下旬から米アリゾナ州でのウインターリーグに参加し、勝利投手になるなどアピールしていた。
 吉田えり投手(18)が米独立リーグのゴールデンベースボールリーグに所属する「チコ・アウトローズ」(本拠・カリフォルニア州チコ)に入団することが9日、決まった。米国の男子プロリーグでプレーする初の日本女子選手となる。

    
 
 吉田 えり(よしだ えり、1992年1月17日 )は、アメリカ合衆国のプロ野球独立リーグ・ゴールデンベースボールリーグのチコ・アウトローズに所属しているプロ野球選手(投手)。 この愛称は「ナックル姫」。屋久島おおぞら高等学校卒業。
 サイドスローから、最速101km/hの直球と80km/h台のナックルボールとカーブを投げる。遠投70m、50m走は8秒。
 吉田はナックルボールを武器に男子選手に交じってプレーする初の女性プロ選手として注目を集め、今季は関西独立リーグの神戸でリーグ戦11試合に登板した。吉田えりは、日本でプレーなら<独立リーグ三重>に入団する予定だった。身長155センチの小柄な吉田えり投手が、米国の巨漢選手たちをキリキリ舞いさせる姿を早く見たいものだ。

 また、アマソフトボールの新星は、史上最年少の15歳で世界選手権(6月、ベネズエラ)の日本代表に選ばれた福岡・小倉商高の岡村奈々。小学1年のときに、「ピアノかソフトか」と両親から選択を迫られたという。いまや昨年8月のユースワールドカップでエースとして5戦5勝。五輪競技から外れているが、復活のために、自分の努力をする、と頼もしい存在だ。
  
  
  宮里 藍は米リーグ3連勝  石川 遼は脅威の58で逆転優勝
 

  
ゴルフでは、宮里藍の海外ツアーでの活躍が素晴らしい。すでに3勝を果たし、2010年の賞金女王を目指す。
  • ホンダLPGAタイランド    ホンダLPGAタイランド(Honda LPGA Thailand)は毎年2月にタイで開催される全米女子プロゴルフ協会の公式戦。
  • HSBC女子チャンピオンズ HSBC女子チャンピオンズ(英語: HSBC Women's Champions)は、2008年よりシンガポールのタナメラカントリークラブで開催されている全米女子プロゴルフ協会 (LPGA) ツアーの公式戦である。 
  • トレスマリアス選手権    トレスマリアス選手権(英語: The Tres Marias Championship)は全米女子プロゴルフ協会 (LPGA) ツアーの公式戦。2005年よりメキシコミチョアカン州モレリアのトレスマリアス・レジデンシャルゴルフクラブで開催されている。

                 
     
                                
                                     
  • 少し古いが宮里藍について、米国紙は下記のようなニュースをながしている
  • March 22, 2005 Ai Miyazato, touted as the next big thing in women's golf, looked the part on Feb. 24 in the first round of the ANZ Ladies Masters. は宮里藍の活躍を伝えたニュース。big thing の thing は「人間」で、ここでは「大物」。looked the part は前の名詞 (big thing) をうけて「それらしく見えた」。

    いっぽう昨年、男子ゴルフで史上最年少の賞金王になった石川遼は。今期予選落ちが多い。しかし、2日の愛知・GC和合での中日クラウンズで
    は、前日まで首位と6打差の18位にいた石川は、最終日に「18ホール58打」で大逆転の初優勝を果たした。今年も、果たして石川のシーズンが始まるのか。18歳の勢いは止まらない。
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    上記の画像は、海外ゴルフ場で活躍する「める碁会会員」がコッソリと写したもの
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  •  ゴルフでは、池ポチャばかりだったおっちゃんは、今年の高校野球の行方を注目していること大である。このところ上位進出の少なかった古豪の銚子商と習志野が、久々に県大会決勝進出を果たしたからだ。多くの名選手を生み出した両チームの決戦は、習志野の一方的な勝利とはなったが、夏の甲子園に向けて双方の決戦が実現すればなお面白い。とても楽しみだ。 
  •   振り返ってみれば、今では各校の力は均一化している。それほど差のないチームや選手たちが互いに切磋琢磨し、力と技で競い合っている。こんな純真なスポーツこそが一番見ごたえもあり、応援のしがいもある。おっちゃんも、真夏の最大のイベントを楽しみの一つである。                     

      
    どうなる鳩山政権と小鳩コンビ 
  •  先の衆議院総選挙で、民主党が圧倒的な差で自民党を破った原因は何か。
  • 自民党は何故にあのような惨敗を喫したか。その辺を考えると、国民の投票意思が「民主党絶対の政権の樹立を目指した」とは到底思えないところがある。
  •  鳩山政権が樹立された背景には、どう考えても政権担当するにあたり、作成されたマニュアルなるものが国民の圧倒的な支持を受けたとは到底思えないのである。マニュアルの隅々まで読む方は殆どおられなかった、と思うのが自然ではなかろうか。
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  •  原因は戦後ほぼ一貫して、政権を担当してきた自民党の自壊か自滅作用にある。と考えるのが最も自然な考え方と思える。誰がどれだけ、鳩山政権の誕生を望み希望し、そこに日本の変化と将来像や再建を託したのか。それは、簡単には分からないものがある。
  •  しかし、そこをあえて極論づけするならば、一部の知識層を除くと、わが国の国民には特有の「右向け右」式の画一的な思考の結果が選挙結果をも左右したと思うのである。明治期以後の政治家や軍部が発令すると、一般国民はほぼ同一の思考に陥り、職業軍人や政治家の意のままに操られきたことは間違いない。歴史的な事実がはっきり証明してもおり、確定的と断定しても良いだろう。     
  郵政改革を錦の御旗にした小泉政権以後に三代続いた自民党政権は、あたかもあらかじめ打合せをしていたが如く、ちょうど1年で崩壊した。というよりも、自ら政権を投げ出したわけである。日本人の美徳とも言われた「我慢する」とか「根性ある心」などが完全に失われた幼児的な政治家ばかりであった。最後の麻生政権にいたっては、あちこちから麻生降しがはじまつたこともあり、これで自民党の政権継続は消えたといえる。小泉元総理ではなく、そのあとを継いだ者たちにより、みずから「自民党をぶち壊した」と言える。



 こんな情勢を背景に、民主党は「政権交代」の四文字だけを絶叫するだけで、圧倒的に衆院選挙を勝ち抜いた。たが、初めての政権は生易しいものではない。財務相となった藤井氏は「大きな無駄がある。これを除けば財源も生まれ健全財政となる」と大見得をきった。国民の前に、断言したのである。だが、哀れにも「元自民党総理」と同じく健康問題を理由にあっさりと退陣してしまった。

 元大蔵官僚の藤井氏は民主党きっての財政通と言われ、小沢氏の一番の側近であった。ここが誤算の始まりか。藤井氏は、閣僚就任直後に自らの発言が到底実現不可能なことと判断した気配がある。その意味では正直者とも言える。
 鳩山総理による国会演説たるや、中身の見えない言葉だけの一人歩き。「コンクリートから人へ」「命を大切にする政治」と響きは良さそうに感じる方もおられるだろう。だがしかし、実態は何も裏づけの無い言葉を発したに過ぎない。結局のところは借金を増やし、後世の世代に大きなツケを残していくに間違いはあるまい。
 「言うだけのことを、こじきのおかゆ」と申す。「こじきのおかゆには米が見当たらず、お湯だけだから」だ。

 目玉政策の一つ。厚生省が手がけた「こども手当て」は、全く役にたたぬ愚策である。竹下政権から自公連立による地域振興券や、定額給付金と全く変わらないものとなった。貴重な財源がバラまかれる。生活に全然困らない裕福な層に「こども手当て」を支給して何の役に立つのか。
 旦那の飲み代か、奥方の井戸ばた(茶飲み代)に消える。困った人たちへの支援が必要ならば、裕福を極める鳩山総理始め、閣僚や議員などが率先して受領を辞退する位は出来ないものか。所得制限をつけねば政策の意味はなさない。麻生元総理の真似事をする理由はどこにあるのか。情けない話だ。

 どこに消えるか分からない「こども手当て」の支給よりは、子育て支援の為に、保育所などの施設の拡充が必要と思われる。安心して子どもを預けられれば、お母さんも働ける。税金の無駄
使いが減り、雇用も増えるとは思えないものだろうか。「コンクリートから人へ」の言葉ばかりでは解決しないことは多々ある。
 さらには、財源の無さに今頃気付き、今年は半額だった「手当て」も来年からの全額支給などは止める気配ときた。なんと先の読めない「口先だけの人たちよ」。

 
 
   普天間移設もウソばかり 地元との話もせずに物事は進むのか

 オバマ大統領に「わたしを信じて」と、約束した普天間問題も自らは何も行動せず。閣僚任せも、みながバラバラ。閣内不統一などは社民党が加わった政権では当たり前だが、ほかの閣僚もそれぞれが勝手に発言する。これでは何も進まない。普天間移設先として出る各地の猛反対も寝耳に水で感じない。
 こんことで、何処の誰が、何処の住民が納得するものか。3月末に見通しをつけるとのたまったが、そんなものは忘れたか。その後の「党首討論」では「命がけで」とも言った。これも結局は口先だけのお話のようですね。

 とうとう「5月までの決着」について、意味不鮮明な説明で引き伸ばしにかかっている。わが国最高学府の優等生は?、こんなことを勉強してきたのか。(C・W)
     
      

 小鳩さまに捧げる
やく みつる」さんの漫画でもご覧下さい。 朝日新聞より抜粋

 こちらは  
山田 紳」さんの漫画です。