団塊の世代の為の「資産運用講座」



 平成18年度より続く、団塊の世代の方たちが大量に定年を迎えることの時期、リタイヤー後の貴重な退職金をリスクを知って安全にしかも効率よく運用して資産を増やす為の、資産運用公開講座をNPO法人による公平な立場で解説した。
資産運用講座としては2回目となる公開講座を、2月24日(土)午後2時〜3時 中央公民館3階学習室2にて実施した。

 講師はファイナンシャル・プランナーの神谷 敏治氏で、プロの立場から”リスクを知って、上手に資産を増やす運用方法”について解説していただきました。
 当日の出席者は7名、比較的小人数の公開講座ではありましたが、その分中身の濃い公開講座が開催できました。
 講座の進行も、講師の説明に熱も入り休憩時間も取らずに、途中参加者の質問を受けながら1時間半の説明が行われました。


資産運用講座の会場


講師の神谷 敏治氏 プロジェクターを使って解説 説明に熱が入る講師

《お話の概要》

・最初に、講師の神谷氏から2007年〜2010年に団塊の世代の大量退職の時期を迎えるが、日本中で約300万人(日本の人口の約2.5%に相当)ほどおられるとの説明があり、その人口比率の多さに改めて、参加者は驚いておられたようだ。
・続いて、資産運用の話に入る前に「ファイナンシャルプランニングの基礎」について、説明がなされた。
 @株価について A公定歩合について B消費者物価指数について C資産分散(アセットマネジメント)について Dインフレについて E税金について

一例として、72の法則について説明があった。仮に100万円を複利で銀行に預けた場合に元金が2倍になるためには、金利が3%の場合には24年、0.5%の場合には144年 現在のこれより少ない金利で運用して144年を待てますかとの問いかけに、参加者も改めてビックリ。

・個人資産のマネージメントについて以下の解説があった。
@具体的な金融商品について説明 A金融破綻をした場合のピオフ制度について B預金保護の対象は? Cリスク回避の方策として、取引先の分散 D金融機関選択の尺度は? E債権・投信・変額個人年金とは? F銀行破綻時の仮払額は? ?外貨預金について H債権の格付け I個人向け国債について J株式保有のメリット・ディメリット K投資信託について など全般的な金融知識の説明が、具体的事例を挙げながら行われた。

・アセットプランニング 今回の公開講座のメインテーマであるリスクと運用のコツについて説明がなされた。
ドルコスト平均法についても、リスク分散効果について説明がなされた。
具体例や配布資料の説明を加えながら、資産運用のリスクと運用のコツについて話がなされたが、途中参加者からもいろいろ質問がなされた。

・最後にリスクの高い金融商品についても説明が行われ、参加者へ電話勧誘や訪問販売による”儲かる投資話し”はリスクが高く、安易に話を聴いたり、家にセールスを入れないように注意がなされた。


《主催者側より》

 今回の資産運用講座は、2004年3月第一回「資産運用講座」に続く、第二回目の講座となるが参加者が少なかった割には、講師の説明に対して参加者の方も熱心に解説を聞かれ、また色んな資産運用方法についても質問が多く出されました。それだけ個人の資産運用について、リスク回避の方法や運用益を狙う株式や投資信託への関心が高いことが分かりました。
 主催者側としては、当日鎌ケ谷市内の公共施設で多くのイベントと重なったため、参加者が少なかったのは残念でしたがNPO法人として公平な立場で、このような資産運用について一般市民の方に解説できる機会が持てたことは大変良かったと思います。今後は参加希望者のために市内公民館の場所を変えて、同様の市民公開講座として「資産運用講座」の継続も行いたいと思います。 今回のアンケート結果でも参加者の方が”わかりやすく、参考になった”と評価していただいた事に感謝致しております。
 次回開催時には、市報やKAISのホームページで事前に講座のご案内をさせて頂きますので、多くに市民の方々にも参加をしていただきたいと願っております。