2011年7月9日(土)午前11時~午後8時30分まで、鎌ケ谷市役所正面駐車場広場及び新鎌ヶ谷地区に於いて、市制施行40周年を記念した『かまがや祭り』が、新鎌ヶ谷商店会主催、来た初富第一自治会、鎌ケ谷神輿会の共催で行われた。

賑わいを見せるお祭り会場

市役所前駐車場広場には多くの屋台のテントが並び、買い物を楽しむ市民の方達。
 去る3月11日の東日本大震災で多くの2万人を越える(死者・行方不明者)犠牲者を出し、岩手、宮城、福島の被災地復旧・復興も政府の災害復興対策の遅れから今だ避難所で厳しい生活を強いられている被災者の方々に弔意を示す意味もあって、全国でも各種のイベントは全て自粛されてきた。この鎌ケ谷市に於いても、東北の被災地より多くの方が市内に避難されている。そんな事もあって例年行われる”市民夏まつり”や秋の”YOSAKOIかまがや”も行事が中止となっていた。市内で全てのイベントが中止されてしまうと街の中は火が消えた様に活気がなくなり、地元商店街も市民の消費が滞り、売り上げも減ってしまっている。

 そんな中、今年は鎌ケ谷市の市制施行40周年になるので、小規模ながら地元の商店会や鎌ケ谷市商工会、地元自治会の協力もあって、イベント会場の中心は市役所前の駐車場で、午前中は初富稲荷神社での「こどもたちによる山車・子供神輿・大人の神輿」など、新鎌ヶ谷駅周辺を練り歩いた。

 この”かまがや祭り”では主催者側より「東日本大震災復興支援」として、市民からの義援金の受付と、イベント出店の収益金の一部を義援金として寄付が行われる。イベントのメイン会場となる市役所前広場では、商店会や自治会、各種団体などのテントが張られ真夏日の会場では、飲み物、カキ氷、焼きソバ、ゲーム、農産品販売など訪れた市民も久しぶりの楽しいイベントに、親子連れや若いカップル、小中学生などで一日中賑わいを見せていた。

祭り会場での楽しいスナップ写真

左:ミニ電車  中央:地元女子中学生のコーラス  左:千葉県のマスコット”ちーば君”


 

祭り会場のスナップ写真

左:イベントに出場する子供達を見る家族 中央:ちーば君に子供は大喜び 右:ゲームで遊ぶ子供

 夕方の6時からは、会場中央の舞台で”ゆかた着こなしコンテスト”や”盆踊り大会”なども行われ、夕方の開催時には地元商店会の会長や清水市長、吉野商工会長の挨拶もあった。

夕方の盆踊り大会イベント

左:ゆかたコンテスト 中央左:盆踊り会場 中央右:主催者側挨拶 右:清水市長と左=吉野商工会長


 盆踊りは、太鼓を元気良く叩く女性や子供たちや、舞台の上で盆踊りを地元の舞踊サークルの皆さんが踊り方を示し、その舞台の周辺を見物に来た多くの市民の方たちが飛び入りで盆踊りの輪に加わり、祭の終わりまで夏の一夜を楽しく過ごした。

盆踊り大会に集まる市民達

左:盆踊り会場 中央:盆踊りの動画(画面クリック) 右:勢い良く太鼓を打つ女性




 

(投稿:M太郎)